久し振りの広島だ。1年振り。
バンドでスタジオ入りしたのは去年の4月だから、1年半以上も前か。
以前よく新幹線で通ったもんだ。距離の遠さと交通費を考えたら、本当によく通ったと思う。
で、1年振りの新幹線。博多駅も広島駅も改札が自動になってた。
広島駅で降り、いつもの場所でケイヴと待ち合わせ。
近況を話しつつスタジオへと向かう。
スタジオはよく使ってた「5150」。この名前からどんなスタジオか想像つく人はつくと思うが、そう、その通りのスタジオだ。広島は元々そういう土壌らしい。
スタジオには先にOsamu君が到着。彼とはホントに去年の4月から会ってなかった。
今日は朝に仕事先の四国を発って来たということで、少々疲れ気味のようだ。俺のワガママで土曜のスケジュールにしてしまって申し訳ない。
これまでのCスタでなく初めてのBスタ。
今回は「In My Life」を重点的に演っていった。
Osamu君の言う通り、BassとDrが同じような感じでユルく演ってたのがどうもイカンかったようで、今回のようにDrがちょっとハネ気味の方が曲にはしっくり来る。他のメンバーに比べて一番俺が芸がないので(担当楽器の経験年数も一番少ないが)、Bassの俺の部分でバリエーションがあまり付けられないから、非常に助かる。
しかしこの曲での自分の出来には不満だ。ずっと思ってたことだが。
一回ramonさんが入って4人で演ったことがあったが、あの時は非常に良かった。Guiが1本と2本とではBassへの負担も違うし。
トリオバンドはDrとBassだけで曲を成立させとかないといけない、と昔聞いた覚えがある。その意識が幾分薄れてきているかも。
その他、旧曲と新曲交え練習は進む。
新しい試みで俺がコーラス入れたりしてみた。が、俺の歌い方にはクセがあるから、ケイヴの素直な歌を邪魔しないようにしないと。
てか、一番の問題はコーラス入れてる時に肝心のBassがおろそかになることか。
久し振りにバンドで演った個人的な印象としては、3人ともメタメタで演奏の出来具合どうこうというより、長かったブランクのリハビリといったところだ。
実際パレイバックを聴いた感じでは演ってた時よりもメタメタ感はそんなに無かった。ただやはり、3人でここまでやれるんだという以前感じてたものには程遠い。
個人的な準備不足(メンタルの面で)もあって、自分自身がバンドで演ることを十分に楽しめなかったというのもあるかも知れない。
3時間でスタジオを後に。
この1年半で各メンバーの生活環境が変わり、以前のような頻度で顔を合わせるのは難しいことかも知れない。
そんな状況の中で、今回のスタジオ入りで3人とも形は違えど何らかの収穫を得たことは非常に良かったと思う。
うーん、今回何か消化不良。次だな、次。